「インターネット激動の1000日」の感想文

マーク・アンドリーセンのネットスケープとマイクロソフトのエクスプローラのWebブラウザー戦争の記述がなんともおもしろい。インターネットを軽視していたビルゲイツが1995年12月8日の真珠湾攻撃の日に反撃に出て、現在IE3.0から4.0になて追い付き、ネットスケープが追う立場に。マイクロソフトはなんと2500人もの人材をインターネットのソフト開発に投入しているとか。しかもIEは無料ですよ。また、1995年に登場したJAVAの呼び名が実は後にマリンバを創設したキム・ポレーゼーの意見が大きかったということらしい。ゴスリンがつけたのではないらしい。そのマリンバはJavaを活用したソフトの配信システムのカスタネットによってネットワークの管理を容易にし現在のソフトの配信システムを根底から覆えす可能性をもっている現在注目の会社である。キム・ポレーゼーって女性のCEOですよ。このJavaでもマイクロソフトのしたたかさに驚かされる。Javaに降参したようにみせかけてライセンスをとってJavaをのみこんでしまうアクティブXやVisualJ++のしたたかさにおどろかされる。ビルゲイツしぶとし。
土曜の仕事帰り、フジエダコーヒーで昼食をとりながらこの本をいっきに読んだ。アメリカンコーヒーの香を楽しみながら、ゆっくりねばって読んだ。背景に見えるのはRoasterTechnologeのホームページからとったRoaster3.0についての英文。この本にのっていたプログレッシブ・ネットワークのロブ・グレーザーのRealAudioの記述に影響されてNNG3.01にRealAudioPlayer3.0をインストールした。3.0は2.0にくらべて格段に音質がよくなっている。でもNNのプラグインはみあたらない?VRMLのマーク・ペッシの記述も面白い。N64すなはちわが国のニンテンドー64のことものってて実におもしろい。3Dグラフィックをインターネットで実現するHTMLにかわるVRML2.0ここでもマイクロソフトが登場する。でもペッシは反マイクロソフトの側に立ちVRML2.0が勝利?現在のアメリカ好景気を支えるインターネット産業って感じのする本ですね。下巻は現在読解中。次回につづく。なんかヤフーなどの検索サービスやワイヤードWWW出版について書いてあるらしい。アメリカのインターネットの新産業がどんどんできてるみたいです。新産業革命だね。これは。



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